町屋福祉会について

幼老交流

町屋福祉会は、児童福祉施設と高齢者福祉施設を運営している特色を生かし、お年寄りと子ども達とのふれあいの場となる「幼老交流」を日常的に実施しています。

核家族化でお年寄りと接する機会が減ってきている昨今、子ども達がお年寄りから昔話を聞いたり、昔の遊びを一緒にしたりすることで、お年寄りを敬う心・他人に優しくする心が養われ、伝統が引き継がれます。

またお年寄りも、子ども達の愛らしい仕草を見たり、元気な声を耳にすると自然に笑顔になり、普段あまり感情を表に出さない方でも声をあげて笑うというような姿が見られます。

町屋福祉会では、この幼老交流を円滑に行うため「幼老交流委員会」を立ち上げ、日常の一場面に自然に子どもとお年寄りが一緒にいられる環境づくりに力を注いでいます。

研修制度

~福祉のプロであり続けるために~

新任職員研修をはじめ、中堅、主任、幹部研修などの階層別研修や、介護、保育といった専門的分野の研修、メンタルヘルスやフォローアップ研修等を実施しています。知識、技能を習得し、職員一人ひとりの職務実践力、やる気、やりがいの向上を目指しています。町屋福祉会では研修推進委員会を設置し、委員会が研修の企画立案、運営、評価を行います。毎月一回の会議では、実態に合わせた研修を考えるとともに、研修のあり方や進め方の工夫、改善を検討しています。

人事考課制度

町屋福社会では、職員の育成と法人内でのキャリアアップを図るため「人事考課制度」を採用しています。半期に一度、職員と上司が直接対話する機会を設け、「規律性」や「仕事の質」、「知識・技能」など細かく分けられた項目について評価を行い、職員ひとりひとりの優れている点や努力が必要な点など明確にしたうえで助言や指導を行います。

また、職員には1等級から9等級までのキャリアステージを用意し、段階を踏んで「福祉のプロ」へと成長していることを実感しながら仕事に取り組むことができます。より上のステージを目指して前向きに努力する人材を育む。ひいてはそれが利用者様へのサービスの向上につながつています。

営業成績等で職員の努力や能力がはっきりと表れることのない社会福祉事業にあって、いかに的確に職員の適性を把握し、その質を高め、町屋福祉会を利用される皆様によりよいサービスを提供できるか。「人事考課制度」はその大きな礎となつています。